グレゴリオ暦/2019.06.26 UP  カテゴリー「

令和最初の食となる水無月。和暦六月朔に皆既日食(南米で)、望には部分月食が

↑G暦2017年8月21日に北米大陸で見られた皆既日食。写真はオレゴン州マドラスで。©NASA/Aubrey Gemignani

日本は全国的に梅雨の長雨時期。太陽も月もあまり顔を出さない日々が続きますが、水無月こと和暦六月には令和最初の食があります。

 まずは六月一日(G暦2019年7月3日)の皆既日食。約2分のあいだ、太陽が新月に完全に隠されます。ただし観測できるのは日本から見て地球の真裏、南太平洋からチリ、アルゼンチンにかけてのエリア(現地時間G暦7月2日)で、国内で見ることはできません。う~む、残念としかいいようがありませぬ。

 日本で見られる「令和最初の日食」という意味では、今年の年末、和暦十二月一日(G暦12月26日)に本年二度目の日食があり、こちらは全国で部分日食(東日本、北日本では太陽が欠けた状態で沈んでいく日入帯食)をばっちり観測できるので(天気がよければね)、頭の片隅に入れておきましょう。ちなみにこの十二月朔の日食、インドネシアなどでは金環日食となります。

 一方、望となる六月十五日(G暦7月17日)には、南西諸島、九州、四国(東部を除く)、中国地方(東部を除く)で、月が欠けた状態で沈んでいく月入帯食を見られます。

 明け方の5時過ぎから欠けはじめ、5時半過ぎにはそのまま西の空へと沈んでいきます。全国でというわけにはいかないのがアレですが、これ以降は令和三年四月十五日(G暦2021年5月26日)まで日本では月食が見られなくなりますので、少しレアかな。

 さて、月食は太陽の光に照らされて宇宙空間に投影された地球の影のなかに月がスッポリ収まることで起こる現象ですが、そのメカニズムをリアルに理解できる非常に素晴らしすぎる動画を、私がいつも大変参考にさせていただいている国立天文台が制作、公開していますので、最後に紹介しておきます。



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