月の基礎知識

月の南中高度

満月は冬至で最も高く夏至で最も低い

◇四季は地軸の傾きと公転がもたらす

 地球に四季があるのは地軸が約23.4度傾いているためであることは、よく知られています。

 この傾きにより地球が公転軌道上のどの場所にいるかで太陽からの光の入射角が変わり、地上に暑い時期や寒い時期がもたらされるのです。地上から見た太陽の位置は、北半球では夏至に最も高くなり、冬至に最も低くなります。

 経験的にも誰もが知っている事実ですが、これこそ地軸の傾きに由来する現象です。春分、秋分は両者の中間ぐらいの高さとなります。

公転と季節

公転と季節

 月ほどではありませんが地球も楕円軌道を公転しており、軌道上の位置によって太陽との距離は異なってくることから、季節変化は地球と太陽の距離によるものと考えがちですが、それは誤りです。

 現に地球が太陽から最も近い近日点(きんじつてん)を通過するとき北半球は冬にあたり(グレゴリオ暦1月5日ごろ)、最も遠い遠日点(えんじつてん)通過日の北半球は夏になります(同7月5日ごろ)。

 日本では夏至前後の太陽の南中高度(地平線を0度したときの南中時の角度)は80度近くにまで達し、ほぼ頭上から照りつけますが、このとき地軸の傾きは太陽側に向いていることが上の図からわかります。一方、冬至前後の南中高度は約30度と非常に低い位置になりますが、このとき地軸は太陽とは逆向きに傾いています。

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