• ●読み方● 和暦=旧暦/月の出入=東京で月の中心が地平線に重なる時刻/(二)=二十四節気/(雑)=雑節/(節)
    =節句/(年)=年中行事/G暦=グレゴリオ暦 (新暦)/データ出典…暦要綱・暦計算室(国立天文台)/※月満ち欠け図は目安です。免責事項
  • 千のレゴリス

    グレゴリオ暦/2013年8月22日  カテゴリー「いろいろ , ウェブ , 科学

    真夏の夜の密室犯罪 ~ロング・ヴァージョン~

    旧暦7月16日 記

     ヤツが来たようなんですよ。もう二度目です。犠牲者も出ました。くわばらくわばら。

     今日、デスクトップPCを立ち上げたところ、インターネットにまったくつながらないという、とても悲しいトラブルに見舞われました。

     なぜ、何故、なにゆえ!?

     眉を「ハ」の字にして目に涙を浮かべながら何度もブラウザを再起動し、何度もPCを再起動し、何度も「なんでぇ~?」と悲痛な叫びをあげましたが、一向につながりません。一体全体どこに問題があるのか。ここはひとつ、こころを落ち着けて、むしろオツムのほうを再起動。

     まずはiPadとiPhoneでウェブに無線LAN接続してみたところ、まったく問題なく表示されます。てことは外から光回線をひっぱってきているauひかりのホームゲートウェイそのものには問題がなさそうです。現にゲートウェイ本体は緑色のランプが涼やかに点灯し続けており、健康そのものです。次にLANケーブルをデスクトップから引き抜いて別のノートPCにつないでみたところ、ぬぬぬ、やっぱりつながらない。このノート、無線LANでは問題なくネットにつながるので、ケーブルに問題がある可能性が浮上してきました。貴様が犯人か~?

     そこで今度は押入れから以前使っていたLANケーブルを取り出し、ホームゲートウェイとノートを接続。ややこしくなりそうなので、いま取り出したほうのケーブルを旧ケーブル、容疑者となっているケーブルのほうを新ケーブルとしましょう。

     さて、この旧ケーブルは生きているはずなので、これで問題なくウェブが見られれば新ケーブル犯人説が濃厚ということになります。よっしゃ、容疑が固まり次第、逮捕に踏み切れそうですぜ、警部。

     だがもし新ケーブルが犯人だったとすれば、このケーブル、20メートルぐらい家じゅうを這いまわしてデスクトップと接続させているため、たかだか一本のケーブルを交換するだけだというのに、非っ常~に厄介なことになります。だがしかし……。

     旧ケーブルでもウェブにつながらないじゃないのぉ。どういうこと?

     もしやゲートウェイ側のLANケーブル差し込み口が死んでいるのか? ゲートウェイ本体にはLAN差し込み口は「LAN1」~「LAN4」まで計4つ搭載されています。そのうち「LAN1」と「LAN2」にはアリバイがあるため無視。犯人の可能性があるのは「LAN3」で、「LAN4」は未使用状態となっています。で、この未使用だった「LAN4」に旧ケーブルを接続し、一方の端をノートPCにつないでみたところ、おおっ、ウェブが見れる! ちゃんと、つながるじゃないですかっ。ちなみにと思い、最大の容疑者であった新ケーブルでも同じように確認してみたところ、おおっ! 見れる見れる、ウェブが超サクサク見れる。うーむ。であれば真犯人はゲートウェイの差し込み口「LAN3」? 少なくとも新ケーブル犯人説はこれで消えたことになります。

     危ない、危ない。あやうく冤罪で誤認逮捕するところでした。

     となると一体……? 捜査を続けることにしましょう。ゲートウェイの「LAN4」につないだ新ケーブルの一方の端子をノートPCから抜いてデスクトップPCに再び接続すると、どうなるか。これでウェブに接続できればゲートウェイの差し込み口「LAN3」が真犯人ということになり、一件落着です。ところが。

     やはり接続できないじゃないですか。

     だが、これで容疑者をふたりに絞り込むことはできます。ゲートウェイの差し込み口「LAN3」。そしてデスクトップPC側のLAN差し込み口。両者による共犯も考えられますな。

     いずれにしても、ここまでわかればホシをあげるよりも、まずLANポートの修復を先にせねばなりません。サクッと検索してみると、LANポートはマザーボードに直付けらしいので「交換」はできず、「増設」で対処するのが、こうしたケースの一般的な解決方法らしい。なら、その方向で。

     それにしても、どうして何の前触れもなく急にこのような惨劇が起こったのでしょうか。あ、そういえばさっきヤッちゃん(近所のお兄さん)が言ってたな。昨夜はカミナリの影響で、我が家の2件先より奥の谷戸は、全戸とも夜中まで停電していたらしい。本当の犯人はカミナリで、容疑者ふたりはむしろ犠牲者なのか?

     実はかつて、あのオニギリ型の初代iMacを近所の落雷で即死に至らしめられた悲しすぎる経験が私にはあり、それ以来、PC周辺の電源部には雷サージによる電気の逆流を防ぐ器具を徹底的にガン付けしており、カミナリからの防護は完璧なはずなんです。なのに、なのに。その夜、ナニがあったのか?

     などと考えているところに犯行現場を見たという目撃情報が飛び込んできました。私は家にいなかったのでまったくわからなかったのですが、なんと、ウチの斜め前の家に昨夜、カミナリが直撃で落ちたそうじゃないですか。やはり……!

     とりあえず近所のPCショップまで車を飛ばし、店員に増設用のLANボードやUSBをLANポート化できる商品を紹介してもらったのですが、店員に「そもそも原因はなんですか?」と問われ、「たぶんカミナリじゃないかと思うんですよ。ウチの斜め前のお宅に昨夜落ちたみたいなので」。すると「あ~ぁ、なるほど。LANポートは雷で壊れますからね」。

     真犯人はカミナリ様! やはりふたりは犠牲者だったのか! PCの電源部まわりは守れていても、外の電線から室内に引き込まれたLANケーブルを伝って侵入し、ホシは密室犯罪を成功させたわけです。カミナリのことだ。やっこさん、いまごろ、どこか我々の手の及ばないところまで高跳びしていることでしょう。あとはインターポールのとっぁんに任せるしかありませんな、ワトソン君。

     とまあそういうわけで、現在は超お手軽にLANポートを増設できるバッファローのUSBアダプター(1970円也)で、ウェブにめでたく再接続し、いまこれを記しているわけです。くわばらくわばら。

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