グレゴリオ暦/2013年8月11日 カテゴリー「健康」
39℃の臨界点
殺人的な熱波から身を守るため、年寄りや小さな子供は外出を控えるよう気象庁が警告を発する。そのような事態が、今年か来年の夏あたり現実にやってくるんじゃないか。そんな話をこの春ぐらいに誰かとしたおぼえがあります。
NASAが今年の1月(だったと思う)、2013年は世界中で観測史上最大の暑さになるという予測を発表したニュース記事をどこかで読んで、それを念頭におそらく話したんだと思います。
おおむね、そのとおりになってますな。この夏。恐ろしいです。気温摂氏40℃超えは日本のみならず、世界中で観測されており、死者もたくさん出ている模様じゃないですか。
10代前半から20代頭ごろまで真夏であっても激しいスポーツをやっていたためでしょうか、私は暑さにはかなり強いほうです。全身汗ダラダラになっている状態のほうが、むしろ心身ともに心地好かったりする、まぁちょっとしたヘンタイですね。
なんですが、さすがに今年はキツイ。さすがにエアコンがないと本気でヤバいです。もっとも1~2時間エアコンにあたっていると、逆に身体が汗を求めだしてしまうので、そんなときはスイッチを切り、窓を開けて熱風を注ぎ込んで汗ダラダラ、というか汗でドロドロな状態にみずからをもっていきます。
理解できないかもしれませんが、それはそれで仕事もはかどったりするから不思議です。調子が戻るといいますか。とはいえ私の場合、紙モノ絡みの仕事が多かったりするため、デスク上の資料なんかも私の汗でドロドロになっていたりもするんですが。
そういえばシナのニュースサイト『レコードチャイナ』の少し前の記事に、「人間が耐えられるのは39℃が限界」というのがありました(こちら)。
それによると人間が快適と感じるのは18~24℃。33℃で2~3時間作業すると汗腺が活動をはじめ、36℃以上だと身体が警告を発するとのこと。38℃になると臓器が体温を下げるための防衛機能として動きだし、吐く息を増やしたり、脈拍を上昇させて血流量を増やしたりするそうです。
で、臨界点となるのが39℃で、この気温では汗腺の活動が弱まり、40℃では大脳に危険が及ぶらしい。41℃になると生命の危機に見舞われるそうで。
ソースが明示されていないので、どこまで客観的なデータにもとづいているのかわかりませんが、シナでは現在、熱中症による死者が相次いでいますから、信ぴょう性の高い警告なのだと思います。
いやしかし、実際のところ生命の危機を感じさせる暑さが日々続いています。私的な予防策としては、超当たり前のことなんですが、飯をちゃんと食って、しっかり睡眠をとる。これまでそれなりにサヴァイバリーなこともやってきましたが、これが最良の方法でしたね、やっぱり。もちろん飯は3食とも米に限ります。パンはダメ。米に比べて脂質も多く、エネルギー効率悪いです。あとはサプリでビタミンB群と鉄分をとっておくことも忘れません。
猛暑の炎天下に対して耐性があるのが私の強みでもあるわけですが、今年もこれでなんとか乗り切るつもりです。ちなみに寒さにはめっぽう弱かったりもします。