• ●読み方● 和暦=旧暦/月の出入=東京で月の中心が地平線に重なる時刻/(二)=二十四節気/(雑)=雑節/(節)
    =節句/(年)=年中行事/G暦=グレゴリオ暦 (新暦)/データ出典…暦要綱・暦計算室(国立天文台)/※月満ち欠け図は目安です。免責事項
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  • グレゴリオ暦/2017.01.28 UP  カテゴリー「和暦

    平成29年 和暦新年の寿ぎ


     グレゴリオ暦1月28日は日本古来の伝統的なこよみ和暦の1月1日、すなわち日本の本来の元日にあたり、わが国におわします八百万の神のなかでも「とき」を司る「年神様」を謹んでお迎えする「神迎え」の日です。

     年神様は新月とともに各家庭を訪れ、その来訪こそが新しい年のはじまりとなります。いまこれを読んでいただいているあなたの元へも、年神様はほら、いらっしゃいましたようです。

     そういうわけでみなさま、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

     平成29年(西暦2017年)は、神武天皇が即位した日本建国の年からかぞえる「神武皇紀」の2677年にあたり、干支は丁酉(ひのととり/ていゆう)となります。十干の「丁(ひのと/てい)」は方位では“やや南よりの南南西”をさしますが、陰陽五行の「干合(かんごう)の理」(四柱推命なんかで使われる十干同士の関係性の法則)により、丁は「壬(みずのえ/じん)」と結びつくことから、今年の吉方位である「恵方」は壬の方位、つまり“やや北よりの北北西”ということになります。

     また丁酉の「丁(ひのと)」は「火の弟(と)」で、陰陽五行では木火土金水の「火」属性の「陰」気をもっていることをあらわすのですが(陰陽で兄弟と書いて「えと」と読み、兄=え=陽、弟=と=陰)、これは火は火でも太陽のような自然のものではなく焚火や燈明など人の手を介した火であり、燃え盛る火のような力強いパトスが、《陽性》=拡張・外向きではなく、逆に《陰性》方向へ収縮していく内向きなエネルギーを意味し、一定の成長を経ていったん立ち停まる段階といったニュアンスで解されます。

     すなわち、よくいえば成熟へ向かう前段階、安定の時期ということなのですが、いまみたように丁(ひのと)を火(ひ)と弟(と)に因数分解してみると、ドナルド・トランプ米大統領の登場に象徴される、世界的なアンチ・グローバリズムの流れをそのままあらわしているようにも思えます(もっとも保護主義とか排外主義といったネガティブワードでこの傾向を批判的に報じる印象操作にメディアは懸命ですが、チャイナのように他国を一方的に侵略しない限り、あらゆる国家は本質的に“オレ・ファースト”であるべきで、それのなにが悪いのかといいたい)。

     一方、「酉(とり)」は木火土金水の「金(ごん)」属性なので、丁酉で「火剋金(かこくごん)」という関係性が成立します。これは五行の「相剋(そうこく)の理」という法則による、火の力が金の力を打ち負かすという意味。これを方位で見ると酉は“西”をさし、丁は上に書いたとおり“南南西”となります。日本から見て酉方向にあるのがチャイナ、丁方向にあるのはフィリピンなど東南アジア諸国や台湾。火剋金である今年は日本にとって、東南アジアとの関係性によってチャイナ共産党による軍事侵攻を封じ込める最良のタイミングであることを暗示しているのかもしれません。

     このほか相場の格言では「申酉騒ぐ」といい、申年と酉年は株式相場が乱高下するとされます。申年はまさしくこの格言どおりの年でしたが、海の向こうではオランダ総選挙やフランス大統領選、ドイツ連邦議会選などが控えており、今年も大きな波乱がありそうです。丁(ひのと)の力で安定化するといいのですが。

     いずれにしても新しい1年のはじまりです。丁酉(ひのととり)を「火の鳥」と読み替えて寿ぎ、大きくはばたいていきたいものです! なお、今年の和暦による1年はグレゴリオ暦2017年1月28日〜2018年2月15日に相当します。

    【追記】
     今年は和暦の閏年にあたり、和暦5月(G暦5/26〜6/23)と6月(G暦7/23〜8/21)のあいだに、閏5月(G暦6/24〜7/22)が入り、1年は13か月となります。けっこう重要な情報でしたが書き忘れましたので、追記しておきます。2017和暦1/1 11:55

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