• ●読み方● 和暦=旧暦/月の出入=東京で月の中心が地平線に重なる時刻/(二)=二十四節気/(雑)=雑節/(節)
    =節句/(年)=年中行事/G暦=グレゴリオ暦 (新暦)/データ出典…暦要綱・暦計算室(国立天文台)/※月満ち欠け図は目安です。免責事項
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  • Date: グレゴリオ暦 2019.05.01 Category: こよみ , 和暦 , 天皇

    奉祝 新天皇ご即位と令和のはじまり ~天皇は憲法よりも上位にある

    令和元年(皇紀二六七九年)和暦三月二十七日戊戌(G暦5月1日)、新天皇陛下がご即位あそばされ、ここに新しい御代がはじまることとなりました。

     神代よりつづく万世一系の皇統をこれまで守り続けてきたすべての日本人の努力と、その皇統が現在もこうして無事に引き継がれたことを、まずはただただ寿ぎたいと思います。

     新しい御代のはじまりとともに幕を閉じることになった平成を大きな時代の流れのなかでふりかえってみたとき、こたびの御代替わりで上皇となられた先帝による、大東亜戦争でもとりわけ多くの犠牲を出した激戦地、沖縄、硫黄島、サイパン、パラオ・ペリリュー島への行幸啓、日米両軍の戦没英霊への慰霊は、特別に大きな意味を持っているように思われます。

     昭和二十年の大東亜戦争終結後、昭和天皇は敗戦でボロボロになった国民をなぐさめ、勇気づけるために、翌二十一年から9年もの年月ををかけて全国を巡幸あそばされましたが、平成の天皇による「慰霊の旅」はこれを受け継ぐものだったからです。その意味で平成とは昭和に包含される、あるいは昭和を背負った時代だったといえます。

     しかし残念なことに昭和のあいだに積み残されたままだった「戦後」の総括は、平成を経て令和となったいまもなお果たされていません。慰霊というならば天皇陛下による靖国神社ご参拝を実現することこそ本来最初になされるべき「慰霊」であるはずなのに、こんな簡単なことが全然できていないし、またアメリカによる占領統治時代に与えられた忌まわしき現憲法の廃棄はおろか改訂にさえまったく手が付けられていない。このふたつの課題を乗り越えない限り、真の新しい時代など迎えられようはずなどありますまい。

     新天皇の靖国ご参拝によって昭和はようやく総括され、新天皇による改正憲法の公布によってはじめて令和の御代は未来へと向かえるのです。

    とはいえ一方で先帝は今回の御譲位をとおして、とてつもなく素晴らしい贈り物を新天皇とすべての国民にお贈りくださいました。

     それは、天皇・皇統は現行憲法に制限されない、あるいは憲法より上位にあるという事実の確認です。

     御譲位はご存知のとおり平成二十八年和暦七月六日壬戌(G暦8月8日)、「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」と題して発せられた玉音放送によって急展開のなかで特例法が制定され、実現化されていきました。つまり陛下のお言葉によって国会が動いてこれを承認し、法律がつくられたわけです。

     これはどこからどう見ても完全に憲法違反。日本国憲法は「天皇は国政に関する権能を有しない」と定めているわけですから(第4条)、もうニヤリと笑ってしまいます。天皇による驚くべき日本国憲法への無視っぷり。痛快です。先帝がこのような超基本的なことを知らないはずがなく、確信犯としかいいようがありません。

     表面上はいちおう「陛下のお気持ちに国民が共感して御譲位が決定された」といった体になってはいるけれど、それがあくまでも建前であって、実際には陛下の意見表明によって政治が動いちゃったという事実は政府も国会議員も一般国民も誰もがみんな知っています。それでいて、そのことには誰も触れず、みなあっさりと認めてしまっているわけです。これは天皇が憲法よりも上位にあるという事実をすべての日本国民が改めて確認したということを意味します。

     天皇は神聖にして侵すべからず。

     大日本帝国憲法第3条にあるこの一文をまさに地で行ったのが、御譲位という平成の天皇最後の大仕事だったのです。

     さて、ふとまわりを見わたすと、昭和時代からの敗戦利得者どもはどんどん鬼籍に入り、厄介な反日団塊世代どもも終活世代へと化していっていることに気づきます。令和はそうしたタイミングのなかではじまりました。新天皇とそれに続く若い世代が、昭和の遺物にとらわれることなく真に独立した国をつくっていく、令和がそういう時代であることを先帝は最後に教えてくださったのではないでしょうか。

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