• ●読み方● 和暦=旧暦/月の出入=東京で月の中心が地平線に重なる時刻/(二)=二十四節気/(雑)=雑節/(節)
    =節句/(年)=年中行事/G暦=グレゴリオ暦 (新暦)/データ出典…暦要綱・暦計算室(国立天文台)/※月満ち欠け図は目安です。免責事項
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    01. 和暦のしくみ


    月の満ち欠けひとめぐりが和暦の1か月

    ◇満ち欠けは約29.5日周期でめぐる

     和暦のしくみはとても簡単。新月から上弦、満月、下弦、そしてまた再び新月へと、約29.5日周期で繰り返される月の満ち欠けひとめぐりを、そのまま1ヶ月という単位にしたのが和暦です。

    月の満ち欠けと和暦の日付

     新月のことを「朔(さく)」、満月のことを「望(ぼう/もち)」ともよぶことから、月の満ち欠けひと巡りを「朔望月(さくぼうげつ)」ともいいますが、和暦のひと月はちょうどこの1朔望月に相当するということになります。


    ◇和暦の日付は新月からの日数

     和暦では朔の日を毎月ついたちとする決まりがあります。すなわち和暦の日付はいずれも、その日が朔から何日目にあたるかをあらわしているわけです。

     これにより和暦では毎月必ず1日が朔(新月)、8日前後が上弦の月、15日前後が望(満月)、23日前後が下弦の月となり、日付を見れば月の形が、月を見れば今日が何日かわかります(月の軌道が楕円であるなどの理由で、9日が上弦になったり、16日が望になるなど、多少の前後はあります)。日々刻々と変化していく月の満ち欠けとこよみが100%完全に連動しているのです。

     和暦を使うことは、まさしく月の満ち欠けと同じリズムで毎日を送るということを意味しているんですね。自然や宇宙のサイクルと私たちの毎日のリズムをしっかり同期してくれる。この点にこそ和暦の真価はあるといえるでしょう。