• ●読み方● 和暦=旧暦/月の出入=東京で月の中心が地平線に重なる時刻/(二)=二十四節気/(雑)=雑節/(節)
    =節句/(年)=年中行事/G暦=グレゴリオ暦 (新暦)/データ出典…暦要綱・暦計算室(国立天文台)/※月満ち欠け図は目安です。免責事項
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    01.二十四節気の「節」と「中」

    節と中が交互に並んで二十四節気は構成される

    ◇節は季節を決める指標

     二十四節気を構成する24の「気」はそれぞれ「節(せつ)」と「中(ちゅう)」のふたつに分けることができ、下記のとおり二十四節気の順に交互に並んでいます。

    <春>
    立春(節)→ 雨水(中)→ 啓蟄(節)→ 春分(中)→ 清明(節)→ 穀雨(中)
    <夏>
    立夏(節)→ 小満(中)→ 芒種(節)→ 夏至(中)→ 小暑(節)→ 大暑(中)
    <秋>
    立秋(節)→ 処暑(中)→ 白露(節)→ 秋分(中)→ 寒露(節)→ 霜降(中)
    <冬>
    立冬(節)→ 小雪(中)→ 大雪(節)→ 冬至(中)→ 小寒(節)→ 大寒(中)

     「節」は季節を決める指標として使われます(節切り)。すなわちこよみの上では、春は節である立春の日から、夏は同じく立夏の日から、秋は立冬の日から、冬は立冬の日からスタートするという決まりになっているんです。ニュース番組などでよく使われる「今日は立春。こよみのうえではもう春ですが、まだまだ寒い日が続いています」という言い回しは、この決まりにもとづいているわけですね。

     立春、立夏、立秋、立冬の4つの節をあわせて「四立(しりゅう)」とよぶこともあります。


    ◇中は何月かを決める指標

     一方の中はその月が何月かを決めるのに使われます。これは春分を含む月を2月、夏至を含む月を5月、秋分を含む月を8月、冬至を含む月を11月とするもので、これによって下表のように前後の月も決定されます。

     春分、夏至、秋分、冬至の4つの中をあわせて「二至二分(にしにぶん)」とよぶこともあります。

      <春>      <夏>      <秋>      <冬>
      1月       4月       7月       10月
      2月←春分    5月←夏至    8月←秋分    11月←冬至
      3月       6月       9月       12月

     こちらで和暦1月(正月)は立春に最も近い新月からはじまる1か月と書きましたが、このことは春分を含む月が和暦2月であるという決まりからも説明できます。立春の黄経は315°なので、黄経0°の春分からは45°手前、つまり約45日前。春分が含まれるのは2月ですから、和暦1月はおのずと立春に最も近い新月からはじまる月ということになるわけです。

     以上のほか、節と中は閏月を挿入する位置を決める際にも利用されます。