• ●読み方● 和暦=旧暦/月の出入=東京で月の中心が地平線に重なる時刻/(二)=二十四節気/(雑)=雑節/(節)
    =節句/(年)=年中行事/G暦=グレゴリオ暦 (新暦)/データ出典…暦要綱・暦計算室(国立天文台)/※月満ち欠け図は目安です。免責事項
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    07. 朔旦冬至(さくたんとうじ)


    19年に一度訪れる特別な冬至

    ◇大変めでたい日とされ、かつては祝儀も執り行われた

     二十四節気の冬至と和暦11月1日の朔(新月)の日が重なることを「朔旦冬至」といいます。

     すなわちグレゴリオ暦の毎年12月22日か23日にあたる冬至の月の満ち欠けが、ちょうど新月となる日のこと。19年に一度、訪れます。

     年間で最も昼の短い冬至を境に日脚は日に日に長くなっていくことから、冬至はこよみ計算の起点であり(昔は南中時に地面に伸びる影の長さを測定してこよみ計算を行っていました)、また古代中国の易では「陰が極まったのちに再び陽が生ずるとき(一陽来復)」と考えられ、この日を祝う風習がありました。かつては冬至を1年の初め、元日にしていた時代もあり、なかでもめったに訪れることのない朔旦冬至は大変めでたい日とされました。

     日本でも桓武天皇の時代(8世紀)から江戸時代まで、これを祝う儀式が宮中で行われています。