和暦を知る
  • ●読み方● 和暦=旧暦/月の出入=東京で月の中心が地平線に重なる時刻/(二)=二十四節気/(雑)=雑節/(節)
    =節句/(年)=年中行事/G暦=グレゴリオ暦 (新暦)/データ出典…暦要綱・暦計算室(国立天文台)/※月満ち欠け図は目安です。免責事項
  • 基本編 /目 次

  • うんちく編/目 次

  • 和暦を知る

    和暦8月15日
    中秋の名月/十五夜

     綱は竜神あるいはヘビの象徴と考えられます。古代人は月の満ち欠けに生命の「死と再生」を見ました。脱皮を繰り返すヘビの生態にもまた「死と再生」を見、両者は再生、不死、長寿、永続性といった符号で結ばれることになります。

     満ち欠けサイクルのなかでも「最盛」といえる状態である満月が、天上で最も美しく光り輝く8月15日に、死と再生を地上で具現化する存在としてのヘビを同時にまつることで、ひとびとに豊饒や不死をもたらす。十五夜綱引きの根底には、このような意味があったのではないでしょうか。


    なお和暦の日付は新月からの日数でもあるので毎月15日前後が満月ということになるわけですが、和暦8月15日が必ずピッタリ満月であるとは限りませんこちらを参照)。したがって中秋の名月、十五夜当日が満月とは限らず、実際の満月はその翌日ということもあります。また和暦8月15日を「豆名月」、翌9月13日の十三夜を「芋名月」といったり、逆に8月15日を「芋名月」、9月13日を「豆名月」というなど、呼び名には地域によって多少のちがいがあります。

      

    参考文献/『日本まつりと年中行事事典』倉林正次編 1983(桜楓社)/『年中行事大辞典』加藤友康・高杢利彦・長沢利明・山田邦明編 2009(吉川弘文館)/『十五夜綱引の研究』小野重朗著 1997(慶友社)


    このウェブサイトについて特定商取引に基づく表記プライボシーポリシーお問い合わせ

    Copyright © 2006-2019 88d All right reserved.