• ●読み方● 和暦=旧暦/月の出入=東京で月の中心が地平線に重なる時刻/(二)=二十四節気/(雑)=雑節/(節)
    =節句/(年)=年中行事/G暦=グレゴリオ暦 (新暦)/データ出典…暦要綱・暦計算室(国立天文台)/※月満ち欠け図は目安です。免責事項
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    07. 二十四節気と雑節

    雑節(ざっせつ)が二十四節気をさらに補う

    ◇雑節は日本で付け加えられた季節指標

     二十四節気は和暦とともに古代の中国大陸から伝えられたものですが、ほかに「雑節(ざっせつ)」という、あとから日本で付け加えられたもうひとつの季節指標があります。

     雑節は二十四節気を補う意味で各節気の前後など折り目折り目に配され、さらに細かい季節指標として使われます。二十四節気と雑節はともに太陽暦のため、同じく太陽暦であるグレゴリオ暦の日付との対応関係は毎年ほぼ変わることがありません。


    ◇二十四節気と雑節の1年間の流れ

     下の図では円の中心に地球があると考えてください。円の外周(赤い線)は地球から見た1年間の太陽の通り道「黄道」です。図では、二十四節気と雑節が黄道上のそれぞれどの位置、すなわちグレゴリオ暦の何月何日ごろに該当するかを示しています。二十四節気による季節の移ろいの全体的な構造がわかるかと思います。

    二十四節気

     春分、秋分、夏至、冬至(この4つをまとめて「二至二分(にしにぶん)」といいます)以下、各二十四節気の内側に記した角度は春分を基準(0度)とした黄道上の角度を示します(前ページ参照)。そして黄道の外側に記された青い線で囲んだ四角に土用、節分、彼岸とあるのが雑節です。これが二十四節気を補う、もうひとつの季節指標になります。

     ちなみに和暦1月(正月)は立春に最も近い新月からはじまる1か月にあたり、和暦ひと月(つまり新月から次の新月の前日まで)のあいだに、二十四節気の各気をおおむね2つずつ含むような形でサイクルしていきます。

     では、二十四節気や雑節それぞれの意味を次ページでひとつずつ見ていきましょう。