• ●読み方● 和暦=旧暦/月の出入=東京で月の中心が地平線に重なる時刻/(二)=二十四節気/(雑)=雑節/(節)
    =節句/(年)=年中行事/G暦=グレゴリオ暦 (新暦)/データ出典…暦要綱・暦計算室(国立天文台)/※月満ち欠け図は目安です。免責事項
  • 目 次

  • 月の基礎知識

    10. 月の出

    月の出は毎日約50分ずつ遅くなる

    ◇月の南中から次の南中までは24時間50分

     1日は24時間ですが、もう少し厳密にいうと、地上から見た太陽が南中してから翌日再び南中するまでが24時間(ちなみに、これを「視太陽時」という)

     さて、同じように月が南中してから翌日再び南中するまでにかかる時間をみると、実は24時間では収まりません。平均して24時間50分ほどかかるのです。すなわち18時に月が昇った翌日の月の出は18時50分ごろということになります。月の出は毎日約50分ずつ遅くなるわけです。当然、潮汐も12時間25分周期 (日に2回ずつなので)ということになります。


    ↑月の出。写真/Moon rise Armadale Sutherland Scotland jack_spellingbacon(CC)


    ◇朔弦望と月の出時刻

     この約50分ずつの遅れにより、下のとおり朔弦望ごとに、おおよその月の出の時刻を予測することができます。

             新月(朔)……朝、太陽とともに昇る
             上弦……昼ごろ東の空に昇る
             満月(望)……太陽が沈んだ直後の東の空に昇る
             下弦……夜中に東の空に昇る

    ◇新月は日の出とともに、満月は日の入り直後に空へ昇る

     こうした法則は月の満ち欠けが太陽と月と地球の位置関係をあらわしていることを考えれば、次ページのように感覚的に理解できるでしょう(参照:朔弦望