• ●読み方● 和暦=旧暦/月の出入=東京で月の中心が地平線に重なる時刻/(二)=二十四節気/(雑)=雑節/(節)
    =節句/(年)=年中行事/G暦=グレゴリオ暦 (新暦)/データ出典…暦要綱・暦計算室(国立天文台)/※月満ち欠け図は目安です。免責事項
  • 目 次

  • 月の基礎知識

    02. 公転と朔望


    公転周期は朔望周期より約2.2日短い

    ◇月の約27.32日周期で公転している

     月の満ち欠けが約29.53日サイクルで巡っていると聞くと、月は地球の周囲を29.53日かけてひとまわり、つまり公転しているように思ってしまいがちですが、実際の公転周期は約27.32日(27.321662日)で、朔望周期より2.2日ほど短くなっています。なぜでしょうか?

     それは月が地球の周囲をまわる間に、地球もまた太陽の周囲を公転しているから。

     そもそも公転周期というのは、公転軌道上のある点をスタートした惑星や衛星が軌道を360度まわり終えて、再びその地点に戻るまでにかかる日数のことです。月の場合、これが平均約27.32日となります。

    公転と朔望

     ところが、その間にも地球は地球で自分の公転軌道上を27.32日分移動しているわけですから、右図のとおり新月から27.32日後の月は新月ではなく、それより少し手前の “消えゆく月”。新月というのは太陽-月-地球の順に一直線上に並んでいるときなので、再びそのような位置関係になるには、月が公転軌道をもう少し先へ進んでいる必要があります。

     こうして次の新月が訪れ、満ち欠けがひとまわりするまでには、それからさらに約2.2日かかることになり、朔望周期は約29.53日となるわけです。