• ●読み方● 和暦=旧暦/月の出入=東京で月の中心が地平線に重なる時刻/(二)=二十四節気/(雑)=雑節/(節)
    =節句/(年)=年中行事/G暦=グレゴリオ暦 (新暦)/データ出典…暦要綱・暦計算室(国立天文台)/※月満ち欠け図は目安です。免責事項
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    グレゴリオ暦/2013年9月20日  カテゴリー「こよみ ,

    「仲秋」じゃなくて「中秋」ですから

    旧暦8月15日 記

     撮ってみました。旧暦八月の十五夜月。

    moon8151

    moon8152

     対象がなんであれ、写真を撮るとあまりのヘタさにいつも激しく落ち込むわけですが(涙)、勇気をふるっての掲載です。一見よさげに見えるのは、一見よさげに見えるようにトリミングしてあるから。後出しジャンケンです。拡大すると、どこからどう見ても、ピンあまなこともバレバレです(赤面)。

     ところで今日はブログなんかに「仲秋の名月」と書いているひとが結構見られましたが、「中秋の名月」が正解です。「仲秋」は秋の半ばごろという意味。具体的には旧暦8月のことをさします。旧暦では7月、8月、9月が秋で、それぞれ初秋、仲秋、晩秋となります。

     一方の「中秋」というのは、ずばり旧暦8月15日、つまり今日のこと。7、8、9月が秋ならば、8月15日はその秋のまさに真ん中ですからね。このあいだも書きましたが、中秋の名月というのは、すなわち旧暦8月15日の月のことです。

     旧暦の15日はきまって満月となるわけですが、月の軌道などの関係で実際には14日や16日に満月になったりすることも珍しくありません。ですから中秋の名月が必ずしもジャスト満月とは限らないわけです。

     そうそう、中秋の名月のことを「イモ名月」なんていったりもします。これはかつて旧暦8月の十五夜がサトイモなど秋の収穫を祝う儀礼だったことに由来するそう。またこの日に綱引きをする風習が残っている地方もあります。豊作祈願の儀礼だそうです。綱というのはヘビを象徴した祭具ですね。

     綱=ヘビは形状が似ているので連想として理解できますが、なぜ十五夜にヘビなのか。

     これは月が満ちては欠け、完全に消えてはまた姿をあらわし、再び満ち欠けしていく様子を、脱皮を繰り返すヘビの生態と同一視したためだと考えられています。かつてひとびとはそこに永遠の生命を見たのです。それが豊作につながったと。

     中秋の名月を愛でるイベントは古代中国から平安時代ごろに入ってきたみたいですが、そもそも日本にはそれ以前から、ある種の月信仰があったってことがよくわかります。

     なんて悠長に書いているうちに日付が変わってしまいました。もう、寝るかな。

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